毛色(けいろ)
サラブレッドの毛の色。日本では毛色の濃い順に青毛、青鹿毛、黒鹿毛、鹿毛、栃栗毛、栗毛、芦毛、白毛となっている。競走馬に占める毛色の割合で最も多い毛色は鹿毛でサラブレッドの約半数を占める。最も少ない毛色は白毛で、日本に数頭しかいないいわゆる突然変異馬である。
青鹿毛(あおかげ)
馬体全体が黒鹿毛の馬よりも更に黒味がかった毛色。鼻先や臀部など一部褐色が見られるケースもある。競走馬に占める青鹿毛馬の割合は約3%前後で比較的少ない毛色である。
過去に活躍した青鹿毛馬(現役馬も含む)
サンデーサイレンス
マンハッタンカフェ
ダンスインザムード
フサイチジャンク
フジキセキ
マイネルラブ
ローレルゲレイロ
など・・・
過去に活躍した青鹿毛馬(現役馬も含む)
サンデーサイレンス
マンハッタンカフェ
ダンスインザムード
フサイチジャンク
フジキセキ
マイネルラブ
ローレルゲレイロ
など・・・
青毛(あおげ)
馬の毛色の中で最も黒い毛色。季節によっては毛の生え変わりに伴い、青鹿毛に近い毛色に近くなることもある。競走馬に占める青毛馬の割合は1%以下と非常に少ない毛色と言える。
過去に活躍した青毛馬(現役馬も含む)
シックスセンス
シーザリオ
オースミダイドウ
など・・・
過去に活躍した青毛馬(現役馬も含む)
シックスセンス
シーザリオ
オースミダイドウ
など・・・
芦毛(あしげ)
灰色の毛色。灰色と黒色がまばらがかった毛色の馬もいるが、これも芦毛の部類に入る。芦毛の馬は年齢が上がるにつれてより白味を増して行く傾向がある。競走馬に占める芦毛馬の割合は7%前後と比較的個体数は多い。芦毛馬は皮膚がんを発祥する確率が高いと言われており、その代表的な馬としてオグリキャップが上げられる。ちなみにオグリキャップは手術により回復した。
過去に活躍した芦毛馬(現役馬も含む)
オグリキャップ
クロフネ
フサイチリシャール
ヒシミナクル
ワシントンカラー
など・・・
過去に活躍した芦毛馬(現役馬も含む)
オグリキャップ
クロフネ
フサイチリシャール
ヒシミナクル
ワシントンカラー
など・・・
鹿毛(かげ)
鹿のように茶褐色の毛色。たてがみや尾に黒い毛が若干混じっている。競走馬に占める鹿毛馬の割合は約半数で、最も一般的なサラブレッドの毛色といえる。 過去に活躍した鹿毛馬(現役馬も含む) アドマイヤムーン
ウォッカ
エアグルーヴ
スイープトウショウ
ジャングルポケット
リンカーン
など・・・
ウォッカ
エアグルーヴ
スイープトウショウ
ジャングルポケット
リンカーン
など・・・
栃栗毛(とちくりげ)
栗毛と鹿毛の中間色の毛色。栗毛よりもやや暗いが鹿毛よりもやや明るい。素人目には非常に区別しにくいが、脚の毛色が茶色ならば栃栗毛、黒ならば鹿毛という感じで見分ける。競走馬に占める栃栗毛馬の割合は1%以下と非常に少ない毛色と言える。
過去に活躍した栃栗毛馬(現役馬も含む)
サクラローレル
サッカーボーイ
デアリングハート
マーベラスサンデー
など・・・
過去に活躍した栃栗毛馬(現役馬も含む)
サクラローレル
サッカーボーイ
デアリングハート
マーベラスサンデー
など・・・
栗毛(くりげ)
全身が褐色の毛色。競走馬に占める栗毛馬の割合は4分の1と、鹿毛馬の次に多い毛色である。
過去に活躍した栗毛馬(現役馬も含む)
ダイワメジャー
マチカネフクキタル
アサクサデンエン
ノーリーズン
など・・・
過去に活躍した栗毛馬(現役馬も含む)
ダイワメジャー
マチカネフクキタル
アサクサデンエン
ノーリーズン
など・・・
黒鹿毛(くろかげ)
黒味がかった赤褐色の鹿毛。競走馬に占める黒鹿毛馬の割合は15%前後と鹿毛、栗毛についで三番目に多い毛色である。
過去に活躍した黒鹿毛馬(現役馬も含む)
ウイニングチケット
エアシャカール
ライスシャワー
ミスターシービー
など・・・
過去に活躍した黒鹿毛馬(現役馬も含む)
ウイニングチケット
エアシャカール
ライスシャワー
ミスターシービー
など・・・
白毛(しろげ)
生まれたときから白の毛色と肌色で、生まれたときにはグレーで大人になるにつれ白くなる芦毛とは異なる。白毛の出現に関しては未だ解明されていなく、突然変異によって出現するようだ。ちなみに白毛の産句では殆ど白毛馬が誕生する。競走馬に占める白毛馬の割合は極わずかであり、またその中で大きな実績を残している馬はあまりいない。
過去に活躍した芦毛馬(現役馬も含む)
ホワイトベッセル
ハクホウクン
など・・・
過去に活躍した芦毛馬(現役馬も含む)
ホワイトベッセル
ハクホウクン
など・・・
鞍(くら)
競馬では、馬の背に人を乗せるためのシートのようなもの。ちなみに、鞍の重さは負担重量(斤量)に含まれる。
ブリンカー・遮眼革(しゃがんかく)
競争中に他の馬を気にしたり、スタンドや風景を見るなど、レースに集中できないといった性格の馬も多い。これらの癖を解消するとともに、よりレースに集中できるよう前方のみ見えるように作られた遮眼具をブリンカーという。ブリンカーは、メンコの目の後ろあたりに取り付けられており、遮眼角度は馬の特質により様々な角度のものが用いられる。
シャドーロール
競争中に自分の脚や芝のえぐれ、地面に写る影などに驚くといった性格の馬がいる。これらの癖を解消するとともに、よりレースに集中できるよう下方(地面)の視界遮るため使用する矯正馬具をシャドーロールという。シャドーロールは羊の毛でできたモール状の馬具で、馬の鼻梁(目と鼻先のちょうど中間あたり)に取り付けられ、自分の足元を見えないようにしている。
蹄鉄(ていてつ)
馬の足先にある蹄(ひづめ)に取り付けるU字型のアルミ製の器具を蹄鉄という。蹄鉄は、馬の蹄の磨耗を軽減するために取り付けられるものであり、蹄鉄を取り付ける「蹄鉄師」なる職人も存在する。また蹄鉄は魔よけとしてのお守りとしても有名で、西洋の門や玄関に蹄鉄がぶら下がっている家は多い。
ハミ(馬銜)
馬の口に噛ませる金属棒状の馬具であり、騎手が握る手綱と繋がっている。ハミのおかげで騎手の細かい動きも馬に伝えることが可能になり、複雑な運動や制御を可能にしたのである。
メンコ
馬が装着する覆面をメンコという。これは単に装飾として使われることもあるが、音に対して敏感な馬に対して音を聞こえにくくするために使われるほか、他の馬が跳ね上げる砂や泥を嫌がる馬のために使われる。
あとびき
ゲートに入るのを嫌がって後ろへあとずさりする馬の行動。あとびきしてなかなかゲートに収まらない馬に対しては、鞭を打ったり、ロープを馬の臀部に強くあてがって、ゲートへ強制的に入れる。抵抗が強い馬などは、その時に受けるストレスや体力の消耗など原因でゲートから出遅れたり、レースに集中できなくなる馬も多い。
膠着(こうちゃく)
馬の動きが止まってしまうこと。馬は基本的に神経質で警戒心が強い。このため、初めて踏み入れる場所や見たこともないものが目の前にあわられると、緊張をしたり物見をして動かなくなってしまう。
蹴癖(けりぐせ)
人や他の動物が馬の後方に近づくと、後足で蹴るという癖をもつ馬がいる。馬の後足の蹴る力は非常に大きなもので、人間が蹴られると死に至ることもある。このように蹴癖は大変危険なため、この癖のある馬の尻尾に赤いリボンをつけて注意を促すこともある。
物見(ものみ)
馬は非常に警戒心が強く臆病である。初めて見るものや何か物音がしたり、初めて踏み入れる場所では強く警戒し、物をジーッと見て動きが止まることがある。この癖が強い馬はレースに集中できず、ゲートから出遅れてしまうこともある。
屈腱炎(くっけんえん)
馬の脚に強い負荷がかかり、上腕骨と中節骨を繋いでいる腱が一部断裂してしまうケガ。この屈腱炎を発祥すると治癒するまでに時間がかかる上、完全に治癒することはないとされている。よって屈腱炎を発祥した馬が治癒して活躍する確率は非常に低く、早期に引退し繁殖馬とするケースも多い。
骨折(こっせつ)
馬にとって脚部の骨折は致命的なケガである。馬の体重は400kg〜500kg前後と、1本の脚にかかる体重は100kgを越えるため脚部の骨折を発祥するとその苦痛でショック死してしまう馬もいるといわれている。また骨折の治療をしても、馬は立ってられずに長期にわたり寝そべった状態となり、床ずれを発祥しそそまま衰弱死するケースもある。
最近では治療法も進み、脚の負荷を軽減するために上から吊り下げたり、プールにて治療するといったものがあるが、やはり生存率は極めて低い。このため、骨折した馬に対して安楽死処分するケースが多く、安楽死処分が行われるたびに競馬ファンから賛否両論が巻き起こる。骨折して苦しまないように薬物にて安楽死させるのがいいのか、自然に死に至るまで、もがき苦しんで死んでいくのが良いのか、これは誰にも分からない。
最近では治療法も進み、脚の負荷を軽減するために上から吊り下げたり、プールにて治療するといったものがあるが、やはり生存率は極めて低い。このため、骨折した馬に対して安楽死処分するケースが多く、安楽死処分が行われるたびに競馬ファンから賛否両論が巻き起こる。骨折して苦しまないように薬物にて安楽死させるのがいいのか、自然に死に至るまで、もがき苦しんで死んでいくのが良いのか、これは誰にも分からない。
鼻出血(びしゅっけつ)
人間で言うところの鼻血である。これは外傷性と内因性のものがあり、何か物にぶつかって裂傷して出てくる出血は比較的早く治る反面、内因性は病気であることが多く、治癒には時間がかかったり、時には大量出血にて死に至るケースもある。また馬は口では呼吸ができないため、鼻出血が起こると呼吸が苦しいのでレースができない。
熱発(ねっぱつ)
人間で言うところの発熱である。馬の平熱は38℃前後。レース直後の疲労や輸送のストレスにより引き起こされることが多いといわれている。
牡馬(ぼば)
オス馬のこと。牝馬よりやや力が上であるとされており、通常レースでは斤量(重量ハンデ)は牝馬より2kg多い重量を背負って出走することになる。優秀な成績を残した牡馬は種馬として余生を送ることとなるが、繁殖牝馬に比べてその数は少ない。
牝馬(ひんば)
メス馬のこと。牡馬よりやや力が下であるとされおり、通常レースでは斤量(重量ハンデ)は牡馬より2kg軽い重量を背負って出走することになる。活躍した馬は引退後繁殖牝馬として余生を送ることとなるが、牡馬に比べて繁殖収入が低いため、牡馬のように戦跡に傷が付く前に引退ということはあまりない。
せん馬(せんば)
去勢された牡馬のこと。気性の荒くレース成績が上がらない牡馬に対して去勢は行われる。去勢をすると、その牡馬は繁殖能力を失うことになるので、活躍しても引退後の種馬にはならない。またせん馬はクラシックレース(皐月賞、ダービー、菊花賞など)の出走が許されていない。
古馬(こば・ふるうま)
4歳以上の競争馬の総称。「こば」と言う人と「ふるうま」という人がいるが、どちらも正しい。

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